EIFUKEIのブログ

天才最強無敵

退屈な日常を変えたくてダークソウルの篝火を作ってみた

はじめまして。EIFUKEI(えいふけい)と申します。

諸事情で現在、ぼくはニートをしております。

時間があり余っているため、ふだんは近所を徘徊しながらアニメのキャラクター(ワッチャプリマジの甘瓜みるきさんに思いを馳せています。

しかし最近は徘徊にも飽きてきました。
ニートを経験したことのある読者のみなさんならお分かりだと思うのですが、ニートの毎日って日常に変化がなくて本当に退屈なんですよね。

そんなあるとき、この退屈な日常を刺激的なものへと変えたいと思いつきました。

退屈な日常を変えるためにはどうすればよいのか。
悩みながらまた徘徊していると、ついに一つの結論にたどり着きました。

日常をダークソウルにしてしまえばよいのだ、と。

 

ダークソウルとは、フロム・ソフトウェアが開発したアクションRPGゲームです。ダークファンタジーをベースにした深みのある世界観と、すさまじい作りこみによる高い難易度で世界中のゲーマーに愛されています。

 

ダークソウルは、その難易度の高さから死にゲーと呼ばれるほど刺激的なゲームです。

そんなダークソウルの要素を、日常の中に顕現させることで退屈な毎日を刺激的に変えてしまおうという訳です。

 

ダークソウルの代表的な要素といえば、

篝火です。

 

※篝火は、ダークソウルにおけるコンティニューポイントのような場所です。

篝火に触れることで、プレイヤーは体力を回復して、さらに死んでしまった場合も篝火からやり直すことができます。ゲーム全体が全力で殺しにかかってくるダークソウルにおいては、数少ない安心できる場所となります。

 



 

篝火を作れば退屈な日常にも何か変化があるかもしれません。
何もないかもしれません、それでも思いついてしまったので作らないわけにはいけません。

というわけで、さっそく作っていきましょう。

 

北の不死院みたいな部屋から失礼します。

※北の不死院は、ダークソウルのゲーム開始時のエリアです。不死の状態になった人たちが捕らえられ、世界の終わりまで牢に捕らえられるという恐ろしい設定の場所です。ぼくも人生が終わるまで、たぶんこの狭い部屋にこもって生きていくのでしょう。恐ろしいですね

 

主に使う材料はこの石粉粘土です。

固まるのに時間はかかりますが、安価で手に入りやすく加工がしやすいです。



粘土をこうやって丸めて



こうすれば、



完成です。




散らばっている謎の骨や、篝火に刺さっている剣も再現してみました。

自重で剣が倒れてしまうので、仕方なく針金で支えています。

 

さっそく部屋に設置してみましょう。


いい感じですね。わくわくしてきました。

さて、ここでさらに篝火を明るくしてみましょう。

オタクが大好きなこの激しく光る棒を炎の中に投入して電気を消します。

Ooh! Majestic!

いいですね、すごくいい。

ん? 奥に何かあるぞ……。

これは……。


エスト瓶!?

おそらく篝火を作ったことで、ぼくの日常に変化が起こりエスト瓶が出現したのでしょう。

エスト瓶は、ダークソウルにおける代表的な回復アイテムです。

 

せっかくなので、飲んでみましょう。



ごく、ごく、ごく。


…………ドデカミンとまったく同じ味だ!

 


びっくりしたのでこの衝撃の事実を友人に教えてあげました。

友人がぼくの話に興味無さすぎてガンダムのゲームの煽りメッセージを送ってきました。

apexの誘いは無視しました。


────────────────────────────────────────────────

 

さらに何かが起こるかもしれないので、別の場所にも篝火を設置してみましょう。

という訳でやってきました。ぼくがいつも徘徊している大きめの公園です。

GW期間ということもあって家族連れがたくさんいるので、ずた袋を被った無職が徘徊していると通報されそうで心配ですね(笑)。

とりあえず、篝火を設置するのによさげな場所を探してみましょう。

 

~30分後~


GWを楽しむ人たちからの「公園に異物がいるぞ」という視線を感じながら、なんとかちょうどいい場所を見つけました。

それでは、ここに篝火を設置してみましょう。

 

うおおおおおおおお!! めちゃくちゃ良い!!


篝火があるだけで公園全体が危険な森ステージに見えてきます。

せっかくなので、座って休んでみましょう。

いい……。公園にいるのに実家のような安心感がある……。

この安心感、ダークソウルをプレイしたことのある方ならきっとわかるはず。

 

あれ? あっちの方で何かが光っているような……。

 

あ! メッセージがある!

※メッセージは、ダークソウルのオンラインの機能の一つです。他のプレイヤーの世界へ役に立つ伝言を残して助け合うという優しいシステムです。高難易度のボスのエリアには「心が折れそうだ」というメッセージがたくさん残されています。

 

とにかく読んでこのメッセージを読んでみましょう。

タカラバコ……宝箱!?

近くにあるのでしょうか、探してみましょう。

 

でも、メッセージってモバイルバッテリーからUSBケーブルで電源供給してたんですね。

 

そんなことは置いといて、宝箱っぽいものを近くに発見しました。



うぉおおおおおおおお、宝箱! さすがにテンションが上がります。

なにが入っているのでしょうか。開けて確かめてみましょう。



中に入っていたのは……

”アイテムのあれ”だ!
※ダークソウルにおいて、落ちているアイテムは基本的にこのようなぼんやりと光る何かとして表示されます。取れそうで取れない位置にあるアイテムをどうやって回収するのか、といった探索の喜びもダークソウルの魅力の一つです

 

手に取るまで何かは分からないってことか……。

これが何か確かめてみます。



……これは!? 

ロングソードでした。

※ダークソウルにおける、代表的な武器の一つ。モーション、リーチ、攻撃力すべてがちょうどよく強い。ダークソウルにある程度慣れてくると「結局ロングソードが一番強いわ」とか言いがちです。

 

ついに武器まで手に入れちゃいました。

みるきは俺が守る。

 

振り回したいところですが、ロングソードを持ったままだとかなり危険な人物になってしまうので、ここは一旦しまっておきましょう。

他にも何かあるかもしれません。もう少し探索してみましょう。

 

あ! ここにもアイテムと宝箱が!



拾ってみましょう。

なんだろな……

 

遊☆戯☆王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!公式攻略本でした。

 

残念ながら付属のカードは抜き取られていました。

 

さぁ次は宝箱の方を見ていきましょう。

何も入っていない!?

 





うわあああああああああああああ!

こ、ここは!?

!?

 

「それでは、始めましょう。面接を……」

 

え、ボス戦!?

「自己紹介をお願いします」


 「え、衛府系です」

「これまでの職歴を教えてください」


 「職歴……? です」

「では、その期間には何かされていたのでしょうか?」


 「……何も」
「何もって。あのねぇ……。君さぁ、あんまり社会を舐めない方がいいよ」


ぼく「……」

「だいたいさぁ――」

 

 

うるせーーーーーーー

知らねーーーーーーー

 

 

「うぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 

 

「うおおおおおお! ボス撃破!」

 

 

 

「これで終わったとでも?」 

 

 

「さぁ、二次面接を始めましょう」

 

「第二形態で増えるタイプ!?」


「アルバイトとかの経験もないのですか?」
「中途退学の理由について、ご説明していただいてもよろしいでしょうか」
「何か質問はありますか?」

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………



 

 

 

 

 

 

そうさね

 

ダークリングは呪われた不死の証

だからこの国では不死は全て捕えられ北に送られ

世界の終わりまで牢に入る 

 

お前もそうなるんだよ

 

 

 

 

 


こ、ここは……?

 

 

 

 

気づいたら本当の北の不死院に送られてしまいました。
でも、これで退屈な日常が刺激的になったし、いいかな。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
せっかくなので、ぼくはこの世界を最速で駆け抜けようと思います。